top of page

乳がんの術前・術後の運動療法とトレーニングについて

乳がんと運動療法の関係

乳がん術前の運動療法は、体力や筋力の維持、免疫力の向上に効果的です。

手術後の回復が早まり、合併症のリスク軽減や気分の安定にもつながります。
乳がんの手術や放射線治療、抗がん剤治療を受けた後、多くの方が体の動かしにくさや疲労感、リンパ浮腫、筋力低下といった後遺症に悩まされています。
これらを軽減・予防する方法のひとつが運動療法です。また、特定の部位のトレーニングは筋力を強め、マイオカインという物質を促すことによりがんの再発や転移を抑えると知られています。
運動療法は、単なる体力回復だけでなく、日常生活への復帰、心の安定、再発予防といった幅広い効果が期待されています。

828404a6-51f5-4489-9c97-fb11a2584bba.png
250227_CLS0956.jpg
運動療法の効果

可動域と姿勢の改善
乳房手術やリンパ節郭清後は、肩や腕の動きが制限されがちです。運動により、肩関節の柔軟性や動かしやすさを取り戻すことができます。
乳がんの方は肩がまいて、猫背になる傾向にあります。医療資格者が指導するLOHASのピラティスし姿勢改善をしていきましょう。


筋力・体力の維持や増強
長期間の安静や治療によって衰えた筋力を回復させ、疲れにくい体をつくります。
マイオカインという物質を促しがんの再発や転移を抑えます。


リンパ浮腫の予防・改善
軽い運動で筋ポンプ作用を促進し、リンパの流れを助けます。

精神的ケア
定期的な運動は、うつ症状や不安感を軽減し、前向きな気持ちを支えます。

club LOHASでの主なプログラム内容

当スタジオでは、医療・リハビリの専門知識に基づいた運動療法を提供しています。

ストレッチ & 関節可動域訓練

・肩や腕の動きをゆっくりと回復
・痛みを避けながら、やさしく可動域を広げていきます

有酸素運動

・ウォーキングやリズム体操などで、心肺機能と全身の代謝を促進
・運動強度は個別に調整

軽負荷の筋力トレーニング

・小さなダンベルやセラバンドを使った無理のない筋トレ
・上半身と下半身のバランスを整えるプログラム

呼吸法とリラクゼーション

・深い呼吸と軽い体操を組み合わせて、自律神経を整えます
・不安感の軽減や睡眠の質向上も期待できます

250227_CLS0134.jpg

安心・安全のサポート体制

  • 医療資格者からのプログラムを提供

  • スタート前に個別カウンセリングを実施

  • 痛みや体調に応じた調整が可能

  • 少人数・予約制での実施(プライバシー配慮)

対象の方

  • 乳がん診断された方

  • 乳がん手術後の方(術後1ヶ月~数年)

  • 肩や腕の動きに違和感がある方

  • リンパ浮腫が心配な方

  • 姿勢が崩れた方

  • 体力を少しずつ戻していきたい方

  • 気持ちの落ち込みや不安を感じている方

FAQ
よくある質問

  • Q. リンパ浮腫があるのですが、運動して大丈夫ですか?
    A. リンパ浮腫に配慮した運動内容を提供しています。症状に応じた運動負荷で無理なく行います。
  • Q. グループでの参加が不安です…
    A. 個別対応も可能ですので、安心してご参加ください。
  • Q. 術後すぐでも運動して大丈夫ですか?
    A. 医師の許可があれば可能です。体の状態を見ながら安全なメニューをご案内します。
250227_CLS0030.jpg

お問い合わせ・カウンセリング予約はこちら

「少しずつでいい」「体を動かすことで前向きになりたい」

そんなお気持ちに寄り添い、私たちがサポートします。

bottom of page